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2024/03/06💕モテモテパンダ警備を目指して💕

村上春樹の小説

『ノルウェーの森』に関する解説や書評は、

世の中に腐るほどあるんだおん。

本当の書評をお読みになりたい方は

そちらでどうぞご確認ください。

『村上春樹の小説の主人公はいつも女の方から群がってくる

そんなにモテる筈がない』とアンチ的な反論意見も、、。

ノルウェー森のワタナベ君は、

確かに女性に不自由することなく、

こっちからモーションをかけずとも女のほうから寄ってくる。

確かに確実に寄って行きたくなっちゃうんです。

ワタナベくんの緑に対する愛情表現を読むとそれがよくわかる。

✴︎

「ねえ、ねえ、ねえ、何か言ってよ」と

緑が僕の胸に顔を埋めたまま言った。
「どんなこと?」
「なんだっていいわよ。私が気持良くなるようなこと」
「すごく可愛いよ」

「ミドリ」と彼女は言った。「名前付けて言って」
「すごく可愛いよ、ミドリ」と僕は言い直した。
「すごくってどのくらい?」
「山が崩れて海が干上がるくらい可愛い」

✴︎

「君の着るものは何でも好きだし、

君のやることも言うことも歩き方も酔払い方も、

なんでも好きだよ」
「本当にこのままでいいの?」
「どこをどう変えればいいのかがわからないから、そのままでいいよ」
「どのくらい私のこと好き?」
「世界中のジャングルの虎がみんな溶けて

バターになってしまうくらい好きだ」と僕は言った。

✴︎

「君が大好きだよ、ミドリ」
「どのくらい好き?」
「春の熊くらい好きだよ」
「春の熊?」と緑がまた顔を上げた。

「それ何よ、春の熊って?」
「春の野原を君が一人で歩いているとね、

向こうからビロードみたいな毛なみの目の

くりっとした可愛い子熊がやってくるんだ。

そして君にこう言うんだよ。

『今日は、お嬢さん、僕と一緒に転がりっこしませんか』って言うんだ。

そして君と子熊で抱きあって

クローバーの茂った丘の斜面を転がって一日中遊ぶんだ。

そういうのって素敵だろ?」
「すごく素敵」
「そのくらい君のことが好きだ」

🐼

いや正直、リアル生活でこれを言う男性はいないかもしれない。

実際に言われたらドン引きかもしれない。

しかし村上春樹の小説であれば許されます。

何故なら村上春樹の小説はある意味ファンタジー小説だからです。

そもそも村上春樹の小説に

リアリズムを期待する方が間違ってる。

ワタナベ君くらいに女に不自由しない

生活を送りたいと思っている男性諸君よ。

これからはファンタジーの住人になろう。

そして春の熊になろう。

子熊になってクローバーの野原で転がりっこするんだ。

ムラカミストもいいけど

パンダケイビストもいっぱい作りたいんだおん。

とりあえず写真のマスコットパンダの名前募集中どえ〜す!

トリプル君とか

ブルマイ君とか

なんでもいいのでドシドシご意見を!

今日も1日御安全に!!!🐼

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