過去に日本テレビ系列の情報番組『ZIP!』で出演中の
タレント曽田茉莉江さんが番組中に「ロンパリ」と
不適切な発言を行ったとして謝罪を行った。
事の経緯はTOKIOの山口達也さんと曽田茉莉江さんが
しりとりをしている最中に起きた。
山口達也さんからしりとりは始まり
「アルマジロ → ロン毛 → ゲゲゲの鬼太郎 → ロンパリ!」と
なった(そもそもゲゲゲの鬼太郎で終わった場合は「う」である)。
この発言後に番組内で不適切だったと謝罪を行った。
ロンパリという言葉そのものがおかしい?
ロンパリとは斜視の比喩表現を表した物で、
一方の目でロンドンを、もう一方の目でパリを
見ているという意味である。
1950年代に普及した古い言葉。
しかしこの言葉そのものに疑問が持たれる。
ロンドン(イギリス)とパリ(フランス)は
ドーバー海峡を挟んで隣同士である。
ロンパリという言葉を作ったのが日本人なら
この言葉の意味は、実におかしい。
日本からパリとロンドンの方角を見ると
ほぼ同じ方向を見るはずである。
実際に地図で見てみると20度の差も無いのである。
もっと分かりやすい例えを挙げるなら、
ロンドンとブラジルで「ロンブラ」や
韓国と台湾で「韓台」の方がしっくりくるのでは無いだろうか。
1950年代は小生は生まれていないので
当時の流行にうといのだが、
もしかしたらパリやロンドンのブームがあり、
その2都市の名前が付けられた可能性もある。
そもそも見ていた場所が違う説
ロンパリは日本人が作った言葉だが、
日本から見たという大前提そのものが間違っている可能性がある。
ロンドンとパリを挟むドーバー海峡は
当時は簡単に行き来ができない大きな海峡。
今ではユーロスターを使えば3時間でロンドンからパリ、
パリからロンドンへ行くことができる。
いつかは、小生もユーロスターでパリからロンドンへ
日帰り旅行したいくらいである。
そのドーバー海峡やイギリス海峡の上に立った状態で
ロンドンとパリを見ていると比喩するなら納得できる例えである。
調べて行くと、どうやらこの説が濃厚なようであり、
ドーバー海峡の真ん中に立った状態で一方の目がロンドン、
もう一方の目がパリを見ていると定義されている。
どうやら日本から見たというわけでは無さそうだ。
これで上記の疑問は晴れたわけだが、
しかし何故ロンドンとパリに例えたのかという疑問が
まだ解決していない。
単純に語呂が良いから?
このロンパリの話は実に興味深い話しである。
何のことですか?って言いたくなるような話しだが
平気な顔して何のことですか?と大嘘をつくような
こういう言葉を口癖にしてる人が身近におったら要注意である。
今日も1日御安全に!!!🐼